住みながらリフォームするデメリット

住みながらのリフォームは工期が長くなる
家を空け渡してリフォームする場合と違って住人が住みながらのリフォームは施工請負側が家族の生活に気を使いながらやることになります。その際養生はもちろん工程なども施工主の意向を汲んだものとなり、制限されながら少しずつ進めることになるのでどうしても工期が長引くことになります。
広い空き部屋が一つでもあるならそこを皆のクローゼットルーム代わりに使う事もできますが、そうでない場合は施工箇所ごとに荷物を別の部屋へ移動しながらということになり手間が増え時間もかかってしまいます。
家の間取りや広さ、戸建てか集合住宅か、家族構成によっても違いは出てきますが大規模リフォームでは家を空けてやる場合よりも数倍の期間が必要です。詳細は業者さんに見積もってもらいましょう。
騒音・ホコリによるストレスや他の不便も
リフォームには必ず解体作業が伴います。経験のない方でも工事現場の解体作業を思い起こせば分かると思います。
かなりの騒音が出るので話し声や電話の声・テレビの音も聞き取りにくかったり、騒音自体で気が滅入ってしまうかも知れません。犬を飼っている場合は音に反応して吠え続けることも考えられます。
同時にホコリが舞い散るので人によっては健康被害が出る場合があります。家族に小さなお子様がいたり過敏性体質の方がいる場合は在宅リフォームを選択するべきではないでしょう。
また工程ごとに別の職人さんが出入りしますし仮設トイレを共有したりと今まで通りリラックスできなくなります。職人さんに対してお茶出しの気遣いなどもあるでしょうし、他人がいることが不安で家を空けて出かけられないかも知れません。